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香港のお茶文化 その2

世界中にその習慣があるお茶の文化。そのお茶文化は、中国の奥地にある山岳地帯に住んでいた少数民族によって起こったと言われています。今回は、本場中国・香港のお茶専門店、銅鑼灣の「新星茶荘」から、その楽しみ方も含めて紹介します。



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4000年の歴史を持つ中国茶の文化

茶の誕生は神話で書かれる程古く、紀元前2700年頃までに遡る。唐の時代に書かれた世界最古のお茶の専門書陸羽が書いた『茶経』には、「神農」と呼ばれる農業の神様がお湯を飲もうと木陰で休んでいるとき、舞い落ちた葉がお湯の中に入り、それをそのまま飲んでみたら素晴らしい味と香りだったことからお茶を飲む歴史が始まったと言われている。あくまで神話上の話なので定かではないが、それほど古くから中国ではお茶が楽しまれているようだ。

その気が遠くなるほどの長い歴史の中で、お茶は様々なものが生み出され、今日では多種多様な茶葉が愛飲されている。代表的なウーロン茶、ジャスミン茶、プーアル茶など上げればきりがない。お茶によって入れ方の作法も様々、中国茶ほど奥が深い飲み物は他に類を見ない。


プーアル茶

雲南省が原産地とされるこのお茶は、中国の少数民族に伝わったお茶で、1500メートル以上の山間部で栽培されていた。酸化防止の為に加熱した緑茶を発酵させたもので、長い年月をかけて製造される。発酵期間が長いほど、まろやかな味となり価値が高く高価となる。脂肪分解作用があり、ダイエットに良いと言われているお茶だ。


1)沸騰したお茶で、茶器を温めます。


2)プーアル茶は、茶葉が固まっているので手で崩して急須に入れます。


3)まず一度急須に勢いよくお湯を入れます。
  この1回目のお湯は捨ててしまいます。この事を「洗茶」と言い
  お茶の葉についた雑菌やゴミを洗う事が目的です。


4)2回目に入れたお茶を香りとともに楽しみます。
  プーアル茶はよく出るので、7〜8煎楽しめる。

ウーロン茶

日本で一番なじみのあるこの中国茶は、青茶にと分類され、その種類も、鉄観音、凍頂烏龍茶などなじみのある種類も豊富だ。作り方は、葉を発酵途中で加熱して発酵を止め、半発酵させたものがウーロン茶である。


1)プーアール茶と同じように茶器を予め温めます。


2)急須に1/4〜1/3茶葉を入れ、お湯を注ぎ洗茶します。


3)2回目のお湯を急須に注ぎます。


4)急須に蓋をして、お湯(1回目に捨てたお茶)を掛けながら、
  立ち上るお茶の香りを楽しみます。


5)黄金桂と言われているウーロン茶、香りも色もまさに黄金の輝き。

キンモクセイ茶

花茶と言われる種類に分類されているこのお茶も、中国茶の一種。この花茶にはいくつかの種類があり、このお茶のように、ハーブティー感覚で楽しむもの、それをお茶に混ぜて楽しむもの、ジャスミン茶のように茶葉に花の香りを加えたものなどがある。


1)キンモクセイの花を乾燥させた花茶。
  そのまま飲んでも他のお茶とブレンドしても美味しい。


2)立ち上る甘い香りを楽しみながらいただくこのお茶は、
  胃を温めてくれる効能がある。

新星茶荘

お茶問屋直営のおしゃれなティーハウス。品揃えは抜群で、特にこだわりのある普洱茶は貴重なビンテージ物も手に入る。もちろんお馴染みの烏龍茶や花茶など各種中国茶も揃っています。日本人のスタッフもいるので気軽に相談しながらお茶を選ぶ事ができる。銅鑼湾にあるお店は高層階にあるのでビクトリアハーバーを一望できる。

住所:Room3201, 32F Soundwill Plaza,
38 Russell Street, Causeway Bay 地図
TEL:2832-2889
営業時間:10:00~22:00
http://www.sunsingtea.com